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by yorklove
| 2007-05-29 14:15
東京カレンダーを見て以来、ずっと行きたかったミッシェル・トロワグロのお店に連れて行ってもらう。
一口食べるだけで、体の全身が酔いしれるような笑みが漏れる。素材と素材、風味と風味が響き合い、ひとつのお皿から幾通りの味を堪能できる。洗練されたシンプルな見た目とは裏腹に、ナイフを入れる度、フォークを使う度に、その芸の細かさに感心させられ、口に入れる度に、素材の組み合わせに驚かされた。そして全てが緻密な計算の上に表現され余計なものを一切排除した造詣と細工であったことを理解すると、ただただ彼の才能・技術に唸るだけしかなかった。 素晴らしい料理とは、料理に酔いしれる雰囲気とサービス、ホスピタリティが欠かせない。その点においても、キュイジー ヌは素晴らしかった。 目下の目標は、スマートなエスコートに似合う優美な女性になること。 印象に残った組み合わせ:アプリコットシャーベットにクミンシードのスパイス。 #
by yorklove
| 2007-05-28 16:12
少しでも安藤建築を知っている人ならば、そこが安藤忠雄建築だということが一目見るだけで判ってしまうダイジェスト版だ。規模がとても大きく、至る所に安藤らしさが見受けられるのだが、多様し過ぎがその一つ一つの意味を薄めているような気がする。もちろんその多様性が、何処を歩いていても退屈することはなく、代表作と言われている所以なのだろうが。 しかしこの淡路夢舞台の魅力は、雄大な自然と、なんと言っても行き届いた手入れがされている植物たちだろう。表参道ヒルズでは到底表現できないほどの「自然との共存」がわかりやすく表現されている。 自然に反するコンクリートを使用して、何が自然との共存だ!と思う人もいるだろうが、ここが関空を建設するために、埋め立て用の土を採集した跡地だということを知っておいてほしい。打ちっぱなしのコンクリートの冷たさと、自然が持つ魅力がとても美しかった。 #
by yorklove
| 2007-05-24 17:52
5月って一番好きな時期かも知れない。 心地よい気候と豊かな自然は、心を優しく満たしてくれる。 けれども、ゆったりとした時間を過ごしすぎていると、一行理解するのに何度も繰り返し読まなければならないような煩雑な本や、経済書を欲する。 いわば、脳のストレッチをしたくてたまらなくなるから不思議だ。 #
by yorklove
| 2007-05-21 11:54
大塚国際美術館へ行ってきた。展示作品は世界各国から選りすぐられた名画ばかり。といっても、29,412平米という莫大な広さの展示スペースゆえ、世界の名画を全て観賞し尽くした気にさせてくれる美術館。(日本一展示面積が広い美術館らしいです。)しかし、展示作品は全て陶板画。本物をコピーした偽物である。
陶板画は好き嫌いが別れると思うが、もちろん誰だって本物を見たいに決まっている。しかしここは、芸術の幅を広げるという意味でも貢献していると思う。例えば左のスクロヴェーニ礼拝堂を日本に居ながらにして観賞することが出来、礼拝堂などと無縁だったあたしにとっては、是非ともイタリア、パドヴァへ本物を見に行きたいと思わせるほどの影響力があった。 また、東京国立博物館にダビンチの「受胎告知」が来日しているが、「受胎告知」というタイトルがダビンチ以外の画家によっても多数描かれ存在していることを初めて知った。そしてそれら各画家の考え方や表現を比較して楽しめることが出来た。しかしながら、やはり本物の威圧感とオーラに勝るものはなく、ダビンチの「受胎告知」やモネの「睡蓮」など、本物を観賞している作品に対しては、感動しなかったというのが正直なところ。 まぁ何はともあれ、美術館の空間を独り占め出来るのは何とも贅沢だ。耳にするのは、自分の足音だけ。ひんやりとした、美術館独特の空気に包まれた午後のひととき。もっと西洋文化を勉強したいと思った。 大塚国際美術館のもう一つの特徴は、なんといってもこのロケーション。鳴門海峡を一望することができる。この絶景も、見渡す限り360℃とまではいかないが、180℃くらいならゆうに見ることが出来る。視覚によって感動させられることが多い日々。 #
by yorklove
| 2007-05-21 10:46
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